アニメ勢の方向けの解説記事です!
この記事はアニメ勢の方にできる限り先の展開をネタバレをせず、もっと楽しんでいただくために現在放送中のエピソードを解説するのが目的としています。
  • 時系列がわからない・人物関係が複雑
時系列をまとめた記事

人物相関図の記事はこちらです
是非ご覧ください!
http://attakontitanscroll.blog.jp/archives/11516953.html


今回の要点は大きく四つです。
  • そもそもなぜ王政を打倒する必要があるのか
  • 人類の記憶が改竄された
  • 何故ロッドは王なのにケニーの言いなり?
  • (番外編)ヒストリアの金髪はどこから?

早速解説していきます!

  • そもそもなぜ王政を打倒する必要があるのか
エルヴィンが言っている様に、これはウォールマリアを奪還するためです。
三期の一話から始まった中央第一憲兵団による調査兵団への介入と妨害工作からわかるように、王政はエレンとヒストリアを手に入れるためなら手段を厭わないことが判明しました。
なりふり構わず権力を行使し、住民や壁の保全などまるで意に介していません。
彼らが守りたいものは人類ではなく彼らの庭付きの家と地位だけです。
寧ろ自分たちの権利が脅かされるのならば、その相手が巨人ではなく人間であっても、区別なく排除します。

彼は過去、王政によって父を殺されました。
彼の自覚なき密告で発覚したとはいえ、彼の父は強欲かつ傲慢な王政によって殺されたのです。
このまま王政の暴走を許せば、彼らは甘んじて人類滅亡の日を迎えることになります。
それらのことが、今回エルヴィンが王政転覆を決心した理由といえます。
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  • 人類の記憶が改竄された
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エルヴィン父の仮説によると人類は「王によって統治しやすいように記憶を改竄された」そうです。
エルヴィン父曰く、
「この壁に人類が逃げ込んだ際それまでの歴史を記すようなものは何一つ残すことができなかった。
しかし、文献など残っていなくても壁に入ってきた世代がその子供に歴史を語り継ぐことができるはずであり、寧ろ完全に口をつぐんで次世代に外の世界の情報を残さないことなど本来は不可能に近い。
なので、今から107年前この壁に逃げ込んだ当時の人類は、王によって統治しやすいように記憶を改竄された」、のではないかと。

そのようなことでも起きない限り、この壁の中の社会は成立しえないと彼は考えました。
人類が壁に逃げ込んでたった107年しかたっていませんから、記録がなくても歴史は親から子へ言い伝えられるはずですよね。

それでもなお、唐突に眉唾な展開になったので混乱されている方も少なくないと感じます。
ですが、この仮説を立証するような奇跡を我々は目撃しています。
それはエレンが「叫び」の力により巨人を操ったことです。
エレンはこの「叫び」を使い(本人は無自覚ですが)二回にわたり窮地を脱しました。
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アニメ37話 「叫び」より

また、ラガコ村事件によれば、人間と巨人は生物学的に無関係ではなく、
その「叫び」の影響を受けるのは巨人に限ることではないかもしれない、ということが判明しています。
そして、女型の巨人のように巨人化能力者の中には、叫び声などを挙げて不特定多数の巨人の意識を同時に操ることのできるものがいるようです。

随分と突拍子もないエルヴィンの主張だと思えますが、人が巨人になり、巨人が壁になるこの奇跡に満ちた世界ではあり得ることかもしれません。

加えて、エレンが巨人たちを操ったという現象が王政に伝わって以降(つまり三期から)王政の干渉が過激化したというのは看過できない事実です。
そのことから、王政が欲しているものはエレンの「叫び」の力であれば合点がいきます。
当初の王政は、エレンを殺すことを目的のようにして審議所で争いましたが、彼らがエレンの能力を欲しているのは、その「叫び」巨人から人類を守る手段であるからではないでしょうか。

エレンは相当重要な立ち位置にいることがわかりますね。

  • 何故ロッドは王なのにケニーの言いなり?
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これには三期からアニメオリジナルで追加された設定、人類憲章に関係するかもしれません。
人類憲章自体の全容が明かされていないため、推測になりますが、恐らく先代の王が壁内を統治するために制定した一種の憲法典だと思われます。

中央第一憲兵団はこの憲章に準拠して予てから壁内の反乱因子を「処理」していたと思われ、今回のアルマ殺害の件もこの憲章に抵触した、と考えるのが妥当です。
真の壁の王であるロッド・レイスも例外というわけですね。
このことから人類すべてに憲章の効力が及ぶものと考えたほうがよさそうです。

  • (番外編)ヒストリアの金髪はどこから?
今回の放映で原作連載時には無かった新たな疑問ができました。
ヒストリアの両親はどちらも金髪ではないことが発覚したのです。
細かいことになりますが、気になった方は多いと思います。
では、検証していきましょう!

ヒストリアの母であるアルマは茶髪に近いですね。
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一方、父であるロッドも金髪ではありません。
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この様に彼女の両親はどちらも金髪ではありません。
ともすれば、彼女はいったい誰から金髪の遺伝子を受け継いだのでしょうか?

その答えは、隔世遺伝という医学上の考え方にあります。
隔世遺伝(かくせいいでん)とは、個体の持つ遺伝形質が、その親の世代では発現しておらず、祖父母やそれ以上前の世代から世代を飛ばして遺伝しているように見える遺伝現象のこと。 間歇遺伝(かんけついでん)や先祖がえり(せんぞがえり)の一部も、この隔世遺伝によるものである。
要するに、彼女の金髪は祖父母から遺伝したのでは、という可能性です。
この場合、その子であるアルマとロッドには発現しなかったので、ヒストリアには劣性の遺伝子を受け継がれたと考えられます。
ヒストリアの両親はどちらも劣性遺伝を持っていたと思われるので、相当なレアケースですね。
両親から遺伝がなかったとすれば、祖父や祖母から遺伝したのかもしれませんね。